2002年の暮れ、忘年会と称して地元の友人と毎日飲み歩いてるときのことでした。

「ん〜、表現しづらいケド、おもしろいよ。いろんな人と会えるしさ…」
当時FFXIをはじめたばかりのWaoはいっしょに飲んでいた友人にありったけの知識でFFXIとヴァナ・ディールについて語りました。
「プレステでできるんですよね?」
「ネット環境とBBユニット、それとキーボードとかが必要なのかなぁ。おれ、PC版でやってるから、プレステ版の方はよくわからんけど。ま、調べておくよ」
といってFFXIの話をツマミにその日は飲みました。
「キャラ名どうすんのよ?」
「Waoさん、なんにしてるんですっけ?」
「Warn。音的に好きなんだよね。お前は…落ち武者みたいな髪してっからそのまま『落ち武者』でいけよ」
「ぜってーそんな名前にしないですよ!」
それから数日後、『Musha』という名前のタルタル黒魔導士がヴァナ・ディールに降り立ちました。
こんな会話がMushaとWarnの冒険譚のはじまりだったのです。
