ぐだぐだと午前中は自分の部屋で寝ていたのですが、母親からいわれたひと言で目をさまします。
なにかというと、うちのネコが一匹いないというひと言だったのです。
いやぁ、一発で目が覚めますよ。というのも以前にこんなコトがあったからなんです。
Waoの家のネコはみな家ネコ。というか、やつら、玄関に寝てて、Waoが外出するときにドアあけてもいっこうに外には興味もたないくらいですしね。
なのに、今朝から一匹姿がみあたらないといいます。以前のこともあって、父親がまた出してしまったのではないかと母親は疑います。
なんやかんやで両親ともにネコのことが心配のようで、昼メシ食べてるときも気がそぞろで、チラチラと窓の外をみてしまいます。もちろん、Waoもね。
父親なぞ、メシ食ったら店に客がいなければ定期的に外にでて探しているようなんです。前に家出しまったネコとは性格がちがうので、まさか半年も家にはいってこないようなことはないとは思っていたのですが、いかんせん小さいころから家にいるので、車にはねられたりするんじゃないかと心配になりますよ。
なんて、しばらくしたら、母親が店からWaoのことを呼びます。
「店にいた!」
「へっ?」
「酒の棚の上に隠れてて、そこから顔出してお父さんのことみてたって!」
ということで店にいってみると酒の看板の後ろに隠れてました。なんか怒られると思ったのか、おびえてでてこねぇし。
結局、看板からなにからを棚からおろして隠れるところをなくしたらダッシュで飛び降りてきて、家の中にはいりました。
かくれんぼ総時間6時間という長丁場でしたよ。
心配で、そいつを探して店をでたりはいったりする父親の姿をこっそり観察してたんだなぁ、とかって思うと、なんか笑っちゃいましたケドね。まったく。
ちなみに、いまそのネコはパソコンの横のタンスの上で熟睡中…
まぁ、でも何事もなくてよかったよ。