October 29, 2013

戦士での冒険

「というわけで、君たちは『知の試験』と『力の試験』を受けてもらうことになる……」
「了解でっす! よゆーで受かってみせますよ! イズヤノイ先生!」

「君はそんな性格だったかな、ワーンくん」
「もともと、こんなっす! よゆーっす!」
「そ、そうか、まぁ、この村はじまって以来の天才の君がそういうのなら、間違いはないのだろう……」


 というわけで、どうやらこのワーンが転生した「ツスクルの村」の最初お話は、同級生とともに「知の試験」と「力の試験」を受けることのようです。
 同級生たちも、ライバルあり、なに考えてるのかわからないやつあり、カワイイ女の子ありって感じです。

 とはいえ、せっかくの戦士なので「知の試験」の会場「知恵の杜」へ向かいがてらツスクル平野でスライムを倒すことにします。
 「ドラクエ」っていったら、最初に戦うのは、やっぱりスライムですよね!


「おおっ! 強い! この大剣すごいよーーー!!!」

「ふふふ、やはりスライムなど余裕! これでさっくりレベル3だぜ!」

(あまり調子にのると痛い目みますよ)

「またあんたか。へへーんだ、片手剣や魔法封じられても、問題ないっしょ! みて! この強さ!」

(一からの出直しなのだし、いまのあなたは、たったひとり。ヴァナ・ディールで出会った頼もしい仲間たちもいないのだから、すこしは謙虚になりなさい!)

「心配ご無用!! このまま試験もサクっと受かってくるぜ!」

(痛い目みないとわからないのか……)


 とはいったものの、そのまま「知恵の杜」に到着。試験も難なく受かります。
 そのまま、この村の巫女、ヒメアの部屋に向かい話をききます。


「また、巫女さまかよっ!」
「なにをいっているのです? ワーン?」
「あ、いや、こっちの話です。いやぁ、ミコサマっていっても、いろいろいまして。ちっちゃかったり、凶悪な魔法使いだったりね。うちの巫女さまは、お美しいですねー」
「雰囲気が、若干かわったようですね……では『力の試験』がんばってきなさい」
「りょーかいでっす! いってきまーす!」
「調子にのってはいけないというのに……」

『力の試験』へ!

「『久遠の森』から『世界樹の丘』……だっけか。っていっても、このマップ機能便利だなぁ。地名はわかるし、施設もNPCもわかるのか。親切設計だね!」

「んー、敵多いなぁ。めんどいから、かわしていくか。昔つちかった、赤魔導師様のソロプレイ経験を活かせば、こんなん楽にかわせるしなっ」

「ここか? おっとでたな! 『若葉の精霊』! こいつ倒せば『力の試験』も一発合格!!!」

「ん? あれ? こいつ強くね? まぁ、あせるな、こんなときは、やくそう〜。ドラクエらしーね」

「あ、あれ? まだ死にませんか? けっこう殴ってるけど……」

「ちょ! ちょっと待って! 強すぎ! やくそうなくなるっ! ぐはっ!!!」


(ワーンよ! 死んでしまうとは何事だ! だから調子にのるなと!)

「わーってますよ。ちょっと油断しただけっす。そんな、神父さまのマネしてでてこなくてもいいっすよ」

(バレました?)

「わからいでかっ! そんな小技いらん!」

(どんな世界でも、まずは基本から。ちゃんとレベルあげてから前に進みなさい)

「はいはい、いってきますよー。いきゃいーんでしょ! ったく! こんなクソ重い大剣かついで!」

(まったく、ひとつひとと学んでいかなきゃならない子だ……)


 というわけで、初日、さっくりと精霊さんに殺されました。
 いやー、余裕で先に進めたから、楽に勝てると思ったんですけどね。
 そんなに甘くなかった、ということですなぁ。

 こりゃ、ネタでなく、ホントに一から積み上げていかないとです、ハイ。

【画像著作権 http://sqex.to/cau
posted by Wao at 02:10 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | Warn's Life-DQ10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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