「と、そういえば、今日でログインして二日目か。さすがに、バルカンとムシャにメールいれとくか」
Subject:昨日から
アストルティアにいるぜー。
まだエルフの最初のミッション?やってるとこ。5レベル。
なげーな、オフラインモードw
なに教えると会えるようになる?
「……ま、こんなで、あいつらには伝わるだろ」
なんてメールをふたりに突っ込むと、さっそくバルから返信。なるほど、キャラIDとやらを教えればよいらしい。ちゃんとかっこ書きで、出し方も教えてくれるという、いつもながらの丁寧さ。
さっそく、IDをメール。
「ん? なんだこれ? フレンド登録? ああ、バルか」
コマンド開くと、いままでなかった最上段に「返事をする」のコマンドがでています。こういうところの親切さは、さすがドラクエ、と思いますです。
「やほい」
「アストルティアきたぜー」
「ようこそw いまツスクル?」
「んむ、レベルあげ中」
「んじゃ、そっちいくよー」
実際は、最初、チャットの勝手がFFXIとちがって困ったんですけどね。なれたら、いつもどーりのバルとのチャットです。
しばらくすると、ツスクルの村にバル登場。

「バルよ……。お前はなにを、よけいなこといってそんな呪いを?」
「ん? なにいってるの? いいでしょー、ウェディの女の子、バルカナだよー」
「あれ? 御子さまに、よけいなこといったんじゃ?」
「かわいいでしょー。しぐさとか、ちょーイイ!」
「あ、ああ、まぁ、そうな。バルカンのイメージあるから、ちょっととまどっただけだよ」
「ちなみに、バルカンはバルカナの兄ねw」
「なるほどw」
前に書いたとおり、ドラクエ10は、兄弟姉妹のキャラクターを、同時につくるのですね。今回は、バルカンはオフラインモード用となり、オンラインではバルカナをつかうとのことでした。
違和感ハンパねぇ。
「エルフ戦士の大剣つかいかー。また、前の赤魔導師とは、ぜんぜんちがうのねw」
「おれだって、好きでやってるわけじゃ……いや、まぁ、けっこう楽しいぜw」
「なんか変なの。ま、いいや。なんか手伝うかい?」
「あー、なんかいま『力の試験』てのうけててさ……」
「3レベルでいったの!? ソロなら10レベルくらいでいくもんだよ、初期村の最初のボスなんて」
「あ、そなん? だって、サクサク歩いていけちゃったからさー」
「いくまではカンタン、いってからは強いボス。これ、昔からのドラクエ伝統ねw」
「たしかにw」

「うっしゃ! リベンジ!!!」
「おめでとー!!」
まぁ、すべてバルカン、改めバルカナのおかげですがね。
その後は、村にもどり、巫女ヒメアに報告して、ストーリー完了。
なにやら世界に不穏な動きがあるから、それを突き止めるのがワーンの運命だと。
ヒメアや村の人々にお別れをいって、いよいよ旅立つことになります。
「んじゃ、いってくらー。巫女さま、おまかせくださいっ!」
「あまり調子に乗るのではないですよ。今日わかったように、あなた個人の能力なんて、たかがしれているのですからね」
「だいじょぶっす! バルとも会えたし、ムシャとも、また会いますよ! そしたら昔どーりの最強パーティーで問題解決してくるぜ!」
「昔といっしょではないというのに……まぁ、せいぜい苦労しなさい。オーホッホッホ!」
「あ、あれ? 巫女さま? ヒメア様ですよね? バル! きいた? いまの高笑い!」
「なにいってんの? ていうか、誰と会話してたの? ま、いいか。またいろんな冒険まってるから、前に進もう!」
「おうよ! この大剣で、どんな敵でもぶったぎってやるぜ!」
「おーーーーー!!!」
てな、感じで、無事にバルとのコンビも復活し、ワーンは旅立つこととなりました。
ムシャのことも書こうと思ったんだけど、思ったより長くなっちゃったから、それは、次回。
ちなみに、ネタではなく、ちゃんと書かれた記事を読みたい場合はバルくんのエントリー参照のコト。
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