ということでバルカナと別れ、ひとりでクエストをこなしたところで、いきなりのパーティのお誘いがありました。
ワーン:よろしくですー。
エルフ盗賊:……
ワーン:(無口なひとだな……そういや、バルがTelのないアストルティアはいきなりのお誘いがデフォルトっつてたっけ)
ワーン:(しかし……あの姿を見られたとあっては、このまま帰すわけには……)
モミモミ:よろしくお願いしまーす。
ワーン:(しまった! 先にパーティーにひとがいたのか!)
エルフ盗賊:よろしくお願いします!
ワーン:えと、なにしましょ?w
モミモミ:レベルあげだと思いまーす。たぶんw
ワーン:ああ、そですかー。
エルフ盗賊:風泣き岬、に
ワーン:ストーリーですか? さっき、おれ、そこいってきたので案内できますよ^^
ワーン:(風泣き岬か……二時間ドラマのラストシーンのようなあそこなら偶然をよそおって突き落としても、意図的だとは思われまい……)
ワーン:モミさんも、風泣き岬でOKです??
モミモミ:OKでーす。いま、そっちいきますね!
ワーン:お、きたきた。
モミモミ:お待たせしましたー。
モミモミからフレンド登録の依頼がありました!

ワーン:(おお、アストルティアであった人と初のフレンド登録!)
モミモミ:ありがとうございます!
ワーン:こちらこそ、よろしくお願いしますね!
こんな感じで集まったパーティーは、エルフ盗賊(男)、モミモミさん(エルフ・盗賊・女)、ワーン(エルフ・戦士・男)という、いかにもエルフの町アズランらしいものでした。
いまみると、モミさん、けっこうこの時点で装備しっかりしてるのね。ちなみに、ワーンの装備の下半身は、エルフ初期装備だったりする。
ワーン:では、風泣き岬にいきましょー!
モミモミ:はーい。
エルフ盗賊:お願いします!
<<アズラン地方>>
ワーン:では、このまま北へー。
エルフ盗賊:回復を
ワーン:ん?
モミモミ:?
エルフ盗賊:宿屋へ
ワーン:ああ、了解です。待ってますね。
エルフ盗賊が仲間をぬけました!
ワーン:あれ? パーティぬけちゃったw
モミモミ:ですねーw
ワーン:エルフ盗賊さん、無口なひと?
モミモミ:チャット苦手みたいですw
ワーン:そですかw えーっと、とりあえず、そこらへんの狩って待ってましょうか?
モミモミ:はーい。
といった流れで、なぜかワーンにリーダーがまわってきています。いまさらながら、これ書いたことで、このとき、モミさんから押しつけられたことに気づく。
そんなこんなで、そこらへんの敵を、モミさんとともに殴りはじめます。
モミさんは、ワーンのレベルちょっと上、16くらいだったと記憶しております。
ワーン:お、盗む?
モミモミ:おこづかい稼ぎw
パーティーに誘ってきたエルフ盗賊さんとは対照的にモミさんは、チャットもサクサク、楽しい会話ができるひとでした。よいフレンドができました。
ワーン:帰ってきませんね……
モミモミ:どしちゃったんでしょうね?w
ワーン:(まさか……さっきの、おれの殺気に気づいたのか?)
ワーン:迷っちゃったのかなぁ。意外と広いですよね、アズラン。
モミモミ:ですねー。どうします?
ワーン:むかえにいきましょw
<<アズランの町>>
ワーン:どこいっちゃったかなぁ……あ、あれかな?
モミモミ:いましたねw
ワーン:んじゃ、パーティーに誘いまーす……あれ?
モミモミ:どうしました?
ワーン:パーティ依頼断られたwww
モミモミ:なんでwww
エルフ盗賊:そろそろ寝る時間です。
ワーン:あ、はい、そうですか。
モミモミ:あー、はい、おつかれさま!
ワーン:(くっ……しまった、やはり殺気に気づかれたのか……おれもはじめていくところだというべきだったか?)
ワーン:(しかし、名前は覚えたぞ……次に会ったときは……)
ワーン:えーっと、どうしましょう?w
モミモミ:ワーンさんのやりたいことでw
ワーン:じゃ、せっかくだから、そのへんで狩りでもw
ということで、再び町をでて、ふたりで狩りをはじめます。ワーンもバルカナ以外のひととパーティーを組むのははじめてなのですが、過去にきいたアドバイスを思い出しながら、モミさんの攻撃時以外は、敵からの攻撃をうけないよう、敵を押してみたりします。
モミモミ:敵を押すほうがいいんですかね?
ワーン:あー、なんか先にはじめてた友人が「戦士だったら敵を押せ!」っていってたので、それ参考にやってみてますw
モミモミ:なるほどw
お互いはじめたばかりなので、一回一回戦うにもパーティー戦闘をおぼえるようにいろいろ試したりしながらの楽しい戦闘でした。
ワーン:おっと。
モミモミ:ん?
ワーン:なんか友人がいうには、あの犬は強いから、逃げろってw
モミモミ:ほー。
モミモミ:あ、ごめんなさい!
ワーン:げっ! 犬っ!
しばらく狩ってるうちに、なんとバルに注意しろ、といわれてた犬、「あばれこまいぬ」にからまれてしまいます。
すこし戦ってみると、やっぱ強い。HPがオレンジ色にかわっていきます。
ワーン:逃げよう!
といって、逃げるワーン。ちなみにドラクエ10では、戦闘エリア外に逃げることで振り切ることが可能です。でも、後ろをみるとモミさん、絶賛戦闘継続中。
ワーン:って、モミさん逃げないし! しょうがねぇ!!!
モミモミのウィングブロウ!
ワーン:おおー! 倒した!
モミモミ:でも、これ燃費悪いw
そしてその後も狩り継続。戦士と盗賊のコンビなので、当たり前のように回復は、やくそうオンリーです。
ワーン:いたっ! ちっ、HPすくなくなってきたか……
コマンドから、やくそうを選択……しようとするも、なんと在庫なし。
ワーン:やくそうねぇっ!!
モミモミ:w
ワーン:(やべっ、バルのノリで叫んじまった!)
モミモミはワーンにやくそうをつかった!
ワーン:ありがとう!!
なんて感じで戦闘をしながら、楽しい時間をすごしていたのですが、時間も遅くなり、パーティーを解散することに。
ワーン:いろいろあったけど、楽しかったですw
モミモミ:楽しかったですねーw
ワーン:では、また次の機会で!
モミモミ:またー!
といったところで、モミさんとは、ここでお別れしました。あれ? ここでチームにはいるんじゃないの? と思ったあなた、これにはまだ続きがあったりするんです。
待て! 次回!!!
このころの、おれとモミさんの会話が、ういういしいし、さわやかで笑える。
いまとなってはねぇ……
ちなみに前回、今回のお話は、ワーンがアストルティアに転生して、わずか三日目のことだったりする。
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