Varnは今日も黙々と家具を作りつづけています。それは彼にとって最高に幸せな時間でもあります。
最近は、スキルあげをするにも、それなりのお金がかかりますので例によってWarnにばれないようこっそりとお金稼ぎに励んでいます。
また、彼には気になっているものがありました。木工ギルドは彼がよくいる場所なのですが、同じように出入りしている職人の中にかっこよいエプロンと軍手をして仕事をしている人たちがいるのです。しかも彼らはVarnでは、まだまだ作れないような品を作っている大先輩のようです。
Varnは勇気をもって、そのエプロンと軍手はなんなのかを聞いてみました。
話をききくと、それは木工ギルドで指定された品をもっていき、ポイントをためていくことでギルドに認められたものだけがつけられる装備だということでした。
彼も、この指定生産品クエストをさっそくはじめます。そして順調にポイントはたまっていきました。
「いつエプロンを装備できるようになるだろう?」「軍手はサイズが合うのがあるのかな?」そんなことを考えるのもVarnにとっては楽しいことでした。
ところが、ある日、サンドリアにあの男が現れました。そう、赤い悪魔、Warnです!(イヤ、赤魔導師だからいってみただけっす)
「Varnよ、最近おれに隠し事してねぇか?」
唐突な質問です。しかし彼の話をききVarnは青ざめます。
Warnはサンドリアの競売履歴をみて、タルタルデスクの出品者のほとんどがVarnであること。バストゥークの倉庫キャラ、Uarnにも話をききにいき、最近はタルタルデスクと花台ばかりを出品していたことを聞いてきていました。
「家具なんて金にならねぇモン作ってるんじゃねぇ!矢を作れ!矢を!」
Warnはサンドリアの木工ギルドの近くの材木置き場の裏にVarnを呼び出し、怒鳴りつけます。あいも変わらずひどいメインキャラです。
Varnはしかたなく矢も作りはじめます。しかし、素材となる材木は、なかなか手にはいりません。原木から削ることになります。
毎日が原木を削ることと矢を作ることに追われ、一向に家具を作る時間はありませんでした。
Varnは今日も原木を削りに木工ギルドにいきました。ふと、隣をみるとハイクオリティでもないのに三本の材木を削っているひとがいます。
彼が驚きの目で、その職人さんをみていると、
「ランバージャックという大事なものをもらうと、結束ロープをつかうことで三本いっぺんに削ることができるんだよ」
と、親切に教えてくれました。ランバージャックは指定生産品クエストの交換品なのだそうです。
Varnはさっそく指定生産品クエスト担当のギルド員にきいてみます。
ランバージャックの交換ポイントは10000…彼がいままで必死にためてきたポイントの大半です。
悩みました…しかし、彼はランバージャックを交換することに決めます。これがあれば大幅に作業時間が短縮できるからです。そうすればポイントを再取得することも可能です。
いまのままでは矢を作ることをする以外の時間がありません。
こうして、今日も彼は木工職人として技を磨きます。エプロンと軍手をつけることを夢みて…
まぁ、なにがいいたいかってーと、最近、飲みとログイン時間遅いから
倉庫まわったらいい時間なんじゃ!
ってだけデス。ハイ。