October 12, 2005

稀なる客人 Part6

 なんやかんやとフィヨンとロイドのお願いをきいてしまったWarn。

 なんやかんやといつもの仲間に召集をかけます。

※ネタバレありますので、クエスト「稀なる客人」をまだ終わらせてないひとは、ご自身の判断で続きをお読みください。

Warn:く…全員集まるのに三ヶ月もかかったか…
Balkan:三ヶ月ってなに?Tellはいってから飛空挺乗ってすっ飛んできたんだけど?
Musha:ぼくはログインするなり拉致されましたよ。
Bercut:おれもパーティー後で落ちようとしてたんだが…
Warn:い、いやっ!なんでもないよ!さすが、おれらの団結力だねっ。
Warn:実はさ…
Balkan:…なるほど。話はわかった。でも人妻に手をだすのはよくないと思うぞ。
Bercut:また女がらみか…
Musha:いくないですよ。
Warn:ちげぇって!おれはウィンダス代表として純粋にサンドリアの国宝をとりかえそうとだなぁ…
Balkan:ま、いいよ、どうせ止めてもやめるまいし。
Warn:だから、ちがうって!!


Warn一行ジャグナー森林に到着


Balkan:???発見!
Balkan:Warn、これじゃない?
Warn:おけぃ、タゲるよ!

辺りが殺気に満ちてきた……!

Giollemitte B Freoun、Skeleton Esquire出現

Warn:ふ…手ごたえのない連中だ…
Balkan:だれのおかげだよ!
Bercut:【パライズ】しかしてない赤様を発見しましたがw
Musha:【ケアル】くらいしてくださいよ…
Warn:気にするな!さ、王錫♪王錫♪
Balkan:ま、サンドリア国宝にはおめにかかってみたいな。どう?
Warn:…あれ?

ロイドとヴィジャルタールが駆けつける

Roido:間に合いましたか……?
Warn:王錫なんてどこにもねぇよっ!
Millechairale:おい、そこで何をしているんだ!

ミルシェラール登場

Roido:ミルシェラール!無事だったんだな!
Warn:こいつがフィヨンちゃんの弟か。
Millechairale:義兄さん!どうしてここに……。
Warn:今日からは、おれのことを「義兄さん」と呼んでおくれ。
Roido:一緒に王都へ戻ろう。王錫をお返しするんだ。
 こっそり、城の近くに置いておけば、誰かが見つけるだろう。これ以上罪は……
Millechairale:義兄さんも知ってるだろ!俺たちには守らなきゃならない約束があるって!
Roido:分かってるよ。でも、フィヨンは悲しんでいる。お前を失ってしまうんじゃないかって。
Warn:いっそのこと、ロイドくんも失われてくれるといいなぁ。
Millechairale:……やっぱり義兄さんは他人なんだ!僕らの、「カフュー」のという家名の重みは分かりっこないんだ!
Warn:そうそう、君からもお姉さんがこんなやつと別れるよう説得してくれ。
Roido:!!
Millechairale:そこを探してもムダさ、もう掘り起こしてしまったから!

ミルシェラール駆け出す

Roido:待ってくれ、ミルシェラール!

Vijartal:なんだ、どうなっているのだ?まったくややこしいことになってきた。
Warn:おれもワケワカランのだが…理解したのはフィヨンちゃんの弟とダンナは仲が悪いってコトだけだね!いい傾向だ!

Balkan:…おれらは、もっとわけがわからんのだが。
Bercut:わかったのは、Warnが姑息なこと考えてることくらいかな。
Musha:おなかすいたんで帰っていいですか??

Roido:冒険者さん!ヴィジャルタールさん!一旦、我が家にお戻りください。僕は義弟を追いかけます!

走り出すロイド

Vijartal:なんだと?このヴィジャルタール・カフューに、バストゥーク人ごときが命令するつもりか。

立ち止まったロイド、振り向かずに

Roido:……ヴィジャルタールさん、あなたは知っていますか?
 サンドリアとバストゥークの未来を憂いながら、戦いの中で死んでいった勇者のことを
Vijartal:な、なんだ……
Roido:それがヴィジャルタール・カフューだ!
 バストゥークとの講和を主張するフェルナン公爵の命を最後まで守りぬいたお方だ!
Roido:あなたがバストゥーク人を嫌うのも、ヴィジャルタールと名乗るのも構いません!
 しかし両国の平和を願い、命を落とした勇者の名を汚すような真似はおやめください!
Vijartal:!!
Warn:へぇ、ニイちゃん、由緒正しい名前なんじゃん。
Roido:……冒険者さん、お願いです。我が家で、またお会いしましょう。
Warn:おれはフィヨンちゃんに会えればそれでいいんだが…
Vijartal:戦いの中で死ぬるは、騎士の誉れ。
 しかし、「平和を願い、命を落とした」とはどういうことだ!?
Warn:いや、死んでいいコトなんてないから。これだから騎士ってヤツぁ。
Roido:ルジーク・R・ドラギーユ国王は、王都を制圧した弟を攻めあぐね、暗殺しようとした。
Roido:それを阻止したのがヴィジャルタール、暗殺者の手からフェレナン公爵を守るために瀕死の重傷を負い、そして……

ロイド退場

Vijartal:な、なんだと!フェレナン公爵の命を守った?両国の講和を願っただと……
Vijartal:おい、あいつは確かにそういったな?何かの冗談であろう?……そんなハズは……ない。
Warn:何度もいうケド、話はちゃんときこうね^^そういってたジャン!サンドの歴史にゃ詳しくないから、それがあってるのか知らないけどね。
Vijartal:ヴィジャルタール・カフューは、フェレナン公爵を葬る命を受け、王都に向かっていたのだぞ!
Warn:お、新説。
Vijartal:それがあろうことか、逆に公爵の命を守った、などと……。そんな馬鹿な……
Balkan:んで、おれらはなにすりゃいいの?


Warn、南サンドリア・フィヨンの家に到着


Phillone:そう、ミルシェラールが王錫を持って……
Phillone:ああ、あの子はまじめすぎるから!どうしたらいいのかしら……!

ヴィジャルタール、登場

Vijartal:……。
Vijartal:王立書庫に忍び込んで、私に関する資料を拾い読みしてきた。ロイドが申したことは確かであった。
Vijartal:私は……あの後、命を落とすようだ……
Phillone:えっ……?
Warn:自分の歴史?
Vijartal:我がカフュー家は建国以来の由緒正しき騎士の家系。
 故に、フェルナン公爵への使者として任命された。
 王が禅譲すると持ちかけた王錫を携え……。
Vijartal:しかし、それは表向きの話。
 真の役目は隙をうかがい、フェレナン公爵を暗殺するというものだった。
Warn:いいとこのボンボンもたいへんだよなぁ。でも人殺しはよくないよ。
Vijartal:今ごろ……といっても、昔のことかもしれぬが、私の属していた赤鹿隊は王錫を持って王都へ向かっているはずだ。そして私の代わり、誰かが暗殺を遂行するだろう。
Vijartal:教えてくれ、冒険者とやら!
 私は過去の世界で何をした?
 なぜ王命に逆らってまで、自分の命をかけてまでフェレナン公爵を守らねばならんのだ?
Warn:う〜ん、おれ、ウィン人だから詳しくないんだよ。目の院でもさすがにサンドリアの歴史は詳しくやらないんだよねぇ。魔法以外の成績赤点だったし。

ロイド登場

Roido:大変だ!神殿騎士団がミルシェラールの足取りを補足したらしい!
Phillone:!!
Warn:腐れ騎士団、こんなときだけ動きはやいな!
Roido:まだ捕まってはいない。きっとミルシェラールはあの約束を果たそうとオルデール鍾乳洞へ向かったに違いない。
Warn:約束?
Phillone:そんな……。それじゃあ自分から捕まりに行くようなもんじゃない!
Roido:お願いします!再びあなた方の力を貸してください!ミルシェラールの命を救うために!
Warn:男の頼みは聞かないっていってもフィヨンちゃんの弟のためだ。がんばっちゃうよ!
Vijartal:……断る。
Roido:え?
Warn:おろ?ノリ悪いね。
Vijartal:なんでバストゥーク人の頼みを、この私が聞かなきゃならんのだ!
Phillone:ちょっとあなた!まだそんなことを……
Warn:関係のないウィン人のおれも手伝ってますが…
Roido:ヴィジャルタールさん、どうしてバストゥーク人をそんなに?
Vijartal:第2次コンシュタット会戦で、私の父上は卑劣な戦法で奴らに倒された!
 そして敵を討とうと国土防衛戦に参加した兄上は、無残な亡骸として戻ってきた!
Vijartal:バストゥークは我が国の敵だ!あの共和主義者どもが、私の大切な人をみんな殺したのだ!
Warn:…
Vijartal:両国の和平を願っていただと!?そんなのデタラメに決まっている!
 私は……いやヴィジャルタール・カフューは、バストゥークなんていっそのこと……
Phillone:それはバストゥーク人も同じでしょ!
Vijartal:え……?
Phillone:あなたも知ってるわよね?
 ほんの数十年前までは、我が国とバストゥークは、領土、資源、信仰、様々なものをめぐって争いを繰り返してきたわ。
Phillone:友人、家族、恋人、その度に、みんな大切な人々を失っていった。サンドリア人も、バストゥーク人も……。
Vijartal:……。
Phillone:おかしいと思わない?互いに憎しみあい、殺しあうなんて。同じアルタナの民同士だというのに……。
Phillone:本当に憎むべきものは戦争よ。戦火に巻き込まれた人々じゃない。人間や国同士の戦いがない今のこの世の中を、私は心の底からありがたく思ってるの。
Warn:さすがフィヨンちゃん!星の御子様も同じコトいってるよ!
Vijartal:……。

Roido:行きましょう。一刻も早くミルシェラールを助け出さないと、手遅れになるかもしれない。
Phillone:それなら私も!
Warn:ここはおれに任せて♪
Roido:君はここにいてくれ。
 神殿騎士団が増援を送るかもしれないから、その時は時間稼ぎをしていてほしいんだ。
Phillone:……分かった。
Roido:僕は一足先に出立します。
 お願いします、皆様もどうかラテーヌ高原のオルデール鍾乳洞入り口付近に来てください!
 あそこの兵たちを撒かねば……。

ロイド、家を飛び出す

Phillone:お願い、弟を助けて!
Vijartal:……あなたは不思議な方だ。
Warn:それだけじゃない、おまけに美人だ^^
Phillone:私には残してきた恋人がいてな。
 ……ナフュという。
 彼女が私に質問したことがある。
Vijartal:サンドリアとバストゥーク、どうして同じアルタナの民同士が憎しみあう必要があるのでしょう、とな。
Phillone:……私たちはわけあって一昨年、共和国から亡命してきたのですけれど、あの国も、この国とそれほど違いはないのです。だって、同じ人間なんですから……。
Phillone:エルヴァーン人を敵性種族として忌み嫌っている人もいれば、ロイドのように同じ人間として接してくれる優しい人もいた……。
Phillone:時間を費やしてもいい。少しずつでも、すれ違いやわだかまりを解消し、互いの距離を縮め壁を崩していけば、きっといつか解りあえる時がくると思うんです。
Phillone:きっとヴィジャルタールさんも……私とロイドのようにね。
Warn:う、ウィンダス人も中々のものですよ!

ヴィジャルタール、黙って静かに家を出る

Warn:おいおい!どこいくの!
Warn:さて、おれもオルデールにむかうか!フィヨンちゃん!いってくるね!
Balkan:なぁ、おれたち帰っていいか?
Warn:おろ?まだいたの?帰っていいよん。これお駄賃。ありがと^^

Balkan、Bercut、Musha:どんぐりなんていらねーよっ!


Phillone:どうして……。ご先祖様がオルデール鍾乳洞に王錫を持ってこい、なんて言い残さなければ……! あぁ、どなたか私たち家族をお守りください。


 三ヶ月にわたってお届けしたストーリー!次回、感動のフィナーレ!?



 は到底ムリな予感。
posted by Wao at 12:55 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | Warn's Life-FFXI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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